不登校・発達障害・引きこもりのための家庭教師

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発達障害(ASD)同士の結婚生活3

次に配偶者との関わりについて見ていきます。

結婚とは他人と無理なく同居生活を続けることです。

そのため大切なのは一緒にいてしんどくないことと、関係維持の努力です。

関係維持に必要なのは、付かず離れずの距離感を保つこと

私の旦那は新居探しの時から、「2~3畳程度でもいいから、ひとりになれる部屋がほしい」と何度も言っていました。ASD者にとって、ひとりになれる時間と場所は不可欠です。

また、心理的距離感も必要です。愛情という名目であれ、自分の領域にずかずかと上がり込んで来られることをASD者は好みません。

夫婦の対話は食事の時と、ほんの少し気が向いた時だけで十分です。ただ、少しくらいは話す努力をしてみましょう。

何か共通の趣味か話題があれば話しやすいかと思います(無理に作ると続かないと思うので、自然発生的なもので)。

うちでは猫を飼っていて、猫が夫婦共通の話題になっています(飼っている猫および猫全般の話題)。